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アイランドキッチンとは?失敗しないためにメリット・デメリットを知っておこう

更新 2020.09.24   住宅の設計・環境

「どんなデザインのキッチンがある家にしようか迷っている。」「家族のライフスタイルに合ったキッチンを選びたい。」このような考えをお持ちの方はいませんか。キッチンは、選択肢が多くて迷ってしまいますよね。デザインだけではなく機能性も重視される部分であるため、慎重に選んでいきたいところです。

今回は、アイランドキッチンについてご紹介します。基本的な機能だけでなくメリットやデメリットも解説しているため、この記事を参考にしてぜひご家族で話し合ってみてください。

アイランドキッチンってどんなもの?

アイランドキッチンは、部屋の中で壁に接さずに独立しているキッチンのことを指します。島のように孤立して存在していることから、「アイランド」という言葉が使われているのですね。

一般的には、キッチンの上部に吊戸棚がないオープンスタイルのものもアイランドキッチンと呼ばれています。このキッチンは一般的なキッチンと比べて開放感があり、デザインを部屋とそろえることで一体感も出せます。

アイランドキッチンのメリットとデメリットとは?

普通のキッチンとは一味違い、今風なデザインを取り入れられるのがアイランドキッチンです。しかし、実際に使うとなるとデザインだけでは決断ができませんよね。アイランドキッチンを使用する場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

アイランドキッチンのメリット

1つ目に、開放感を演出できることがメリットとしてあげられます。アイランドキッチンと部屋の間を遮るものがないため、部屋全体が広くなったように感じます。また空間が開けていると、料理をしながらテレビを見れたり、リビングで過ごしている家族と話せたりもできます。来客があったときも、アイランドキッチンならおもてなしをしやすいでしょう。

2つ目のメリットは、複数人で料理をしやすいところです。キッチンが壁に接さずに独立しているため、キッチンを複数人で囲んで作業ができます。子どもと一緒に料理をしたり、パーティをしたりするときに便利でますね。またひとりで使う場合も、広々としているため作業がはかどるでしょう。

3つ目のメリットは、自由に空間設計ができることです。ダイニングテーブルを隣に設置したり、カウンターを設けたりと、キッチン周りの設計の自由度が高いのがアイランドキッチンの特徴です。キッチン周りのデザインを工夫してみたいという方は、ぜひ検討してみてください。

アイランドキッチンのデメリット

1つ目に、広いスペースが必要であることがデメリットとしてあげられます。キッチンが壁から独立する分、そのための空間を確保する必要があります。十分にスペースがない住まいでアイランドキッチンを取り入れると、窮屈さを感じてしまうかもしれません。

2つ目のデメリットは、整理整頓に気を遣うことです。アイランドキッチンは開放的な分、周りからも様子が見えやすいです。調味料や調理器具が散らかっていると、一般的なキッチンよりも散らかった印象を持たれやすいです。こまめにキッチンの整理整頓する必要がありますね。

3つ目のデメリットは、汚れや臭いが広がりやすいことです。開放的なキッチンであるがゆえに、食べ物の臭いや油汚れも拡散しやすいです。換気システムや、汚れを防ぐパネルが必要になるかもしれません。


まとめ

今回は、アイランドキッチンについてご紹介しました。アイランドキッチンにはメリットもデメリットもあるため、家族の過ごし方や住まいのスタイルに合うかどうか慎重に考えることが大切です。