実際に暮らすことを想定してつくられた住宅展示場
お問い合わせ ・ 資料請求

害虫による住宅への被害を抑えたい方へ!家の虫対策を解説します

  住宅の設計・環境

快適な生活環境を整えるためには、「虫対策」はとても重要です。そこで今回は、害虫による被害を抑えたい方に向けて住宅の虫対策をご紹介します。

害虫が発生しやすい立地環境は?

ここでは、害虫が発生しやすい立地条件を3つご紹介します。

ごみ捨て場が近い場所

生ごみがある場合、どうしても虫の発生源になりやすいため、このような場所はなるべく避けた方が良いでしょう。もし気に入った土地の近くにゴミ捨て場があった場合は、建物の構造や位置を調整するなどの工夫をして、害虫による被害を防ぎましょう。

飲食店が近い場所

飲食店では多くの食材を扱い、油汚れもあるため、不快害虫が発生しやすいスポットの1つでしょう。店舗の換気扇周辺や食材置き場、ごみ捨て場周りは特に虫を引き寄せてしまいます。害虫による被害を抑えるには飲食店の周囲は基本的には避けるべきですが、避けられない場合は、換気扇の位置や風向きに注意しましょう。

水場付近

川の近くや用水路が近い場合、水や湿気を好む虫が集まるようになるため、虫が苦手な方はなるべく避けた方が良いでしょう。

マイホームに侵入する虫を紹介します

ここからは、マイホームに侵入する害虫を4つに分けてご紹介します。

衛生面に害をもたらす虫

これに当てはまるのはゴキブリやハエなどで、食品類に有害な雑菌を付着させることがあります。窓を開けたままにしたり、段ボールや生ごみを放置したりしないようにしましょう。

健康面に害をもたらす虫

例えばダニやムカデ、蚊がこの分類に当てはまります。日本脳炎は蚊の媒介によるものであり、ダニによってアレルギー症状を引き起こす場合もあるため、注意が必要でしょう。さらに、屋外でマダニに噛まれ、重症熱性血小板減少症候群を発症する事例も報告されているため危険です。

住まいなどを損傷する虫

シロアリは家屋に最も大きな被害をもたらす存在として知られていますよね。木造住宅では基礎となる部分を食害され、知らないうちに耐震性が低下してしまっているケースも多くあります。

食害や不快感をもたらす虫

人体には直接的に悪影響を与えないものの、屋内で発生して穀物類を食害したり、不快感を与える虫がいます。トイレなどに発生するチョウチョウバエなどがこれに当てはまります。

害虫対策の方法は?

ここからは、害虫対策を5つご紹介します。

侵入経路を断つ

窓や玄関のドアは開けっ放しにせず、小まめに閉めるように習慣づけてください。また、窓のサッシの隙間や網戸の穴、換気扇や室外機のホースからの侵入にも注意しましょう。

虫の住みかを取り除く

水たまりや湿気の多い場所、段ボールなどは虫の住みかとなるため注意しましょう。

殺虫剤や忌避剤を使う

より確実に虫の侵入を防ぐには、殺虫剤や忌避剤を使いましょう。

ハーブを使用する

食べ物を扱うキッチンやダイニング、また小さなお子さんのいるご家庭では、殺虫剤はできるだけ使いたくないですよね。そんなときはハーブを使って虫除けをすると良いでしょう。

室内の明かりを変えてみる

蛾などの虫は明るいところに寄ってくる性質がありますが、青白い色の蛍光灯の光に比べて、黄色っぽい色の光には寄ってこない傾向があります。このような対策をして、虫に悩まされない快適的な住まいを作り上げてくださいね。

まとめ

今回は、住宅の虫対策についてご紹介しました。虫対策をする上で、まずは虫が発生しない立地を選ぶことが大切です。万が一、虫が発生してしまった際は、今回ご紹介した対策を試してみてください。